こんにちは。
山口県下松市で、
肌トラブルの改善と結果と笑顔をお届けすることに
日々、一番力をいれて
「素肌美人育成日本一」を目指しております!
Salon de Kaiの甲斐めぐみです。

 

こなだいの休日に、映画に行きました。
私の地元山口県で全撮影された
「八重子のハミング」という映画。

 

萩市や、私の住む周南市など、
馴染みある風景が映っていて、
スクリーンを通してみるその景色は
とても素敵でした。

 

この映画の監督は、山口県下関出身の
佐々部清さん。

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代表作に「チルソクの夏」とか
「半落ち」「出口のない海」「四日間の奇蹟」
などがあります。

 

この映画、実は大手映画会社で制作を
断られたという経緯があるそうです。

理由は、娯楽性がなく派手なシーンもなく
万人に受ける要素が少なく
観客を動員できないというのが、大まかな理由。

 

八重子のハミングという作品は、実話です。

 

若年性アルツハイマーに侵されていく
奥さんと生きる夫婦と家族の12年間の物語です。

介護の現実、
若年性アルツハイマーという現実、
それと向き合う家族の現実、
夫婦の形。

高齢化が加速している日本の
リアルな現実の実話です。

確かに、
派手なアクションシーンもなく
娯楽という内容でもないけれど、

人間の人生って、
私の歩んでいる毎日だって、
地味で、でも時々楽しくて、
笑ったり、泣いたりしながら、
1つ1つの積み重ねていく毎日です。

 

毎日の営みは、けして派手じゃないです。

アクション映画とは違いますよね?

 

私の毎日を映画にしても

誰も動員できないだろうけど、

家族は見てくれるかな(笑)?

でも、人生って現実の毎日って

そういうことだと思うんです。

 

大手映画会社の人が、この作品を

映画にしなかった「価値観」は

何なのかなぁーーって思います。

 

観客動員数がすべてだとしたら、

真実の物語は、おもしろおかしく脚色され

真実とはほど遠くなる。

現実逃避から生まれるものって、あるのかな?

 

そこで、伝えたいものって何でしょうね?

 

八重子のハミングという作品を通して
佐々部監督は、家族や夫婦だけでなく
かかわる人と人の「人間のやさしさ」を
伝えたかったとおっしゃていました。

 

佐々部監督の熱い情熱と想いで、
この作品は映画として
この世に誕生することが出来たのです。
静かに進んでいく物語の中ですが、
少しづつ記憶を失っていく奥さん役を
演じた高橋洋子さんの
アルツハイマーの症状を演じるシーンは、

圧巻でした!

 

涙が出たり、ため息がでたり、
思わず、笑顔になったり、
とにかく

素晴らしい映画に出会えました。

ぜひ!みなさんにも観て欲しいです!!

 

そうそう、私が見に行った映画館は
地元の周南市のテアトル徳山です。
大好きだった映画館です。
今は、もう営業されてないんですが、
時々、シネマ映画を公開してます。

 

小さな、小さな映画館の
小さな、小さな会場は
観客全員入っても100人。

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でも、

大きな大きな感動を貰いました。

 

映画が終わって舞台挨拶に登場した、

俳優の升毅さんに、
この作品で、25年ぶりに映画女優として
復活した、高橋洋子さん、
そして地元山口県宇部出身の安部めぐみさんと
並んで監督と4人での舞台挨拶♪

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少し興奮した私♪♪
舞台挨拶なんて初体験でしたから。

山口県は、田舎なので
なかなか、そんな機会は少ないんです。

久しぶりに心が満たされた休日でした。

八重子のハミングの
公式サイトはこちら↓↓
http://yaeko-humming.jp/