みなさん、こんにちは!

サロンドカイの中木です♪

 

 

春から新学期突入!

環境がガラッと変わり、

不安と希望で胸がいっぱいですよね。

 

春は環境の変化や、ストレスなどで

お肌状態も変化しやすい季節です。

 

特に!学生の皆さん!

10代の方は身体が大きく変化するだけでなく、通学・部活動・受験など

私生活も忙しくなる時期で、

心も体もアンバランスになりやすいため、悩みも多くなりがちです。

成長期真っ只中で、

ホルモンバランスの乱れやストレスなどで、

特にお肌状態が変化しやすい年代です。

 

その中でも、特にお悩みとして挙げられるのが、

「思春期ニキビ」です。

 

 

思春期ニキビとは、

主に10代の頃にできるニキビで、ほとんどの人が経験します。

思春期ニキビは、

成長期に、性ホルモンの分泌が急増することで

肌の皮脂量が過剰に多くなります。

なので、ホルモンバランスが安定してくると

自然と治っていくのが特徴的です。

 

 

~思春期ニキビの主な原因~

 

①皮脂の過剰分泌

先ほどもお伝えしましたが、

10代から、性ホルモンの分泌が活性化することで

皮脂も多く分泌します。

 

思春期は、第二次性徴期と言われ、

成長ホルモンと性ホルモンの分泌が活発になる時期です

男性は男性ホルモン、女性は女性ホルモン

(黄体ホルモンと卵胞ホルモン)の

分泌量が急激に増加します。

 

 

男性ホルモンには、皮脂量を増やし

角質を厚くする働きがあるため、

思春期に男性ホルモンが急激に増えることによって、

毛穴の出口付近の角質が厚くなって毛穴をふさぎ、

大量の皮脂を閉じ込めて、

ニキビの原因であるアクネ菌を増やしやすくしてしまいます。

 

女性の場合、男性ホルモンと似た働きをもつ

黄体ホルモンの分泌が活発になることで

皮脂量が増えて、ニキビができやすくなります。

女性は生理前になると黄体ホルモンが増えて、

ホルモンバランスが乱れやすくなるため、

男性と比べると思春期にニキビができやすい傾向があります。

 

また、ホルモンの分泌が活発になると同時に、

分泌量のバランス崩れやすくなります。

性ホルモンである「エストロゲン」を始めとする

皮脂に関係するホルモンが、

体の中で活発に働くことで

過剰な皮脂分泌にも繋がってしまいます。

 

②毛穴の詰まり

皮脂腺が発達して、皮脂の量が過剰に増えたり、

毛穴の出口をふさいだりすることによって

毛穴が詰まるのも、

思春期ニキビの原因のひとつです。

 

肌が一定の周期ごとに生まれ変わる

「ターンオーバー」が上手く働かなくなったり、

角質が硬くなって、

肌に柔軟性がなくなってしまったりして(異常角化)

毛穴の外に皮脂を出すことができなくなり、

毛穴の中に皮脂が溜まってしまうのです。

 

③アクネ菌の増殖

アクネ菌は、ほとんどすべての人の皮膚や毛穴に存在しており、

健康な肌にも存在している常在菌です。

本来、アクネ菌は肌に存在する悪玉菌の

繁殖を抑えてくれる働きをしています。

 

しかし、アクネ菌は皮脂をエサにして

活動をしている菌です。

そのため、

思春期に皮脂量が増えると、

アクネ菌が異常に増殖してしまい、

活動する際に生産される皮脂分解酵素によって、

分解された皮脂が炎症物質に変化することがあります。

 

また、普段はわたしたちの肌を弱酸性に保ち、

肌トラブルの原因となる細菌の繁殖を

防いでくれる大切なアクネ菌ですが、

酸素がないところを好む性質(通性嫌気性菌)のため、

毛穴のなかで増殖すると炎症し、

赤ニキビを発生させてしまうのです。

 

 

では、思春期ニキビの原因が分かったところで、

どのように対策&改善していけばいいのでしょうか?

 

~思春期ニキビの予防&改善の仕方~

 

①毎日のクレンジングと洗顔でしっかり汚れを落とす

皮脂が肌に長時間ついたまま放置してしまうと、

酸化してニキビを引き起こすきっかけになります。

朝晩2回の洗顔で余分な皮脂汚れをしっかり取り除き、

やさしく丁寧な洗顔を心がけましょう!

 

☆正しい洗顔のポイント☆

(1)ぬるま湯を使う

40℃以上のお湯を使うと肌が乾燥しやすくなり、

冷たすぎると、逆に皮脂が落ちにくくなります。

洗顔するときには34℃~38℃程度のぬるま湯で、

過剰な皮脂と汚れだけを落としましょう!

 

(2)洗顔料を手で泡立ててから顔にのせる

ぬるま湯で顔全体をさっと予洗いして表面の汗や汚れを流します。

泡立てネットで弾力のある、きめの細かい泡を作りましょう!

 

(3)泡で優しく洗う

手が肌に直接触れないように顔全体に泡をのせていきましょう。

泡をのせる時間は20秒~30秒程度です。

 

(4)すすぎ残しのないように洗顔料をおとす

髪の生え際やフェイスライン、あごの裏などは泡が残りやすいので、

丁寧にすすぎましょう!

 

(5)清潔なタオルを使って顔の水分をこすらずにふき取る

タオルで顔を包み込むようにして水分を吸収させます。

タオルは自分専用にして毎日取り替えましょう。

洗顔のときも拭き取りのときも肌をこすらないように心がけましょう!

 

②保湿はしっかり
肌が乾燥すると、肌が本来もっているバリア機能が弱まり、
汗やホコリなどちょっとの刺激にも敏感になります。
また、乾燥した肌は足りない油分を補おうとして
皮脂を過剰に分泌してしまいます。

 

洗顔のあとは化粧水で肌に潤いを与え、

水分の蒸発をふせぐために油分が少なめのジェルや乳液などで蓋をしてあげましょう。

バリア機能がしっかりと働いてニキビができにくくなります♪

 

 

③毎日日焼け止めをしっかり塗る

紫外線はニキビにとって大敵です。

紫外線は皮脂を酸化させて炎症を悪化させたり、

茶色いシミのようなニキビ跡をつくってしまうことがあります。

 

紫外線対策は夏のイメージかもしれませんが、

季節や天気に関係なく毎日降り注いでいるので、

日焼け止めは1年通して毎日塗りましょう。

外で活動する時は塗り直すと効果的です!

 

 

 

また、日頃からニキビを触ったり、潰したりしないことも大切です。

ニキビを潰したり膿を出したりすると、

炎症がひどくなって治りが遅くなるだけでなく、

肌にニキビ跡を残すリスクが高まります。

ニキビをきれいに治すために、

むやみに触ったりつぶしたりせず正しいニキビケアを行いましょう!

 

 

 

思春期ニキビは、ついつい隠そうとしてしまい、

髪の毛でおでこのニキビを隠したり、

潰してしまったりする方は多いと思います。

 

毎日のスキンケアや食生活・睡眠などが、

とても大切なので、

思春期ニキビの予防&改善を

意識して取り組んでみてください♪

 

 

 

 

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